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        キム・ユンソク
        チョ・インソン
        ホ・ジュノ
        ク・ギョファン
        映画『モガディシュ 脱出までの14日間』
        監督:リュ・スンワン

1991年、ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちの
        生死をかけた脱出を描く、実話に基づく衝撃の人間ドラマ。

        2021年度韓国映画  No.1大ヒット! 第8回
        韓国映画制作家協会賞
        作品賞、美術賞、技術賞、撮影賞、
        照明賞、助演男優賞(ホ・ジュノ)
        第42回
        青龍映画賞
        最優秀作品賞、監督賞、美術賞、
        助演男優賞(ホ・ジュノ)、
        韓国映画最多観客賞(リュ・スンワン)
        第41回
        韓国映画評論家協会賞
        韓国映画10選(入選)、監督賞、撮影賞、
        音楽賞、助演男優賞(ホ・ジュノ)
        第30回
        釜日映画賞
        最優秀作品賞、脚本賞、撮影賞、
        音楽賞、助演男優賞(ホ・ジュノ)、
        人気スター賞(チョ・インソン)
        第94回
        アカデミー賞®
        国際長編映画賞部門
        韓国代表作品第20回
        ディレクターズ・カット・
        アワード
        特別な友達賞 (リュ・スンワン)
        第33回
        パームスプリングス
        映画祭
        ローカル審査委員賞 (リュ・スンワン) 
        2021年度韓国映画  No.1大ヒット! 第8回
        韓国映画制作家協会賞
        作品賞、美術賞、技術賞、撮影賞、
        照明賞、助演男優賞(ホ・ジュノ)
        第42回
        青龍映画賞
        最優秀作品賞、監督賞、美術賞、
        助演男優賞(ホ・ジュノ)、
        韓国映画最多観客賞(リュ・スンワン)
        第41回
        韓国映画評論家協会賞
        韓国映画10選(入選)、監督賞、撮影賞、
        音楽賞、助演男優賞(ホ・ジュノ)
        第30回
        釜日映画賞
        最優秀作品賞、脚本賞、撮影賞、
        音楽賞、助演男優賞(ホ・ジュノ)、
        人気スター賞(チョ・インソン)
        第94回
        アカデミー賞®
        国際長編映画賞部門
        韓国代表作品第20回
        ディレクターズ・カット・
        アワード
        特別な友達賞 (リュ・スンワン)
        第33回
        パームスプリングス
        映画祭
        ローカル審査委員賞 (リュ・スンワン)
国か、命か。それは語ることを許されなかった14日間の真実――。
7月1日(金)新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国ロードショー 7月1日(金)新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国ロードショー
12.2 Thu ビデオリリース
予告編
劇場情報
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Introduction

数々の映画賞に輝き、2021年度韓国映画No.1大ヒット!ソマリア内戦に巻き込まれた
              韓国と北朝鮮の大使館員たちの生死をかけた脱出を描く
              実話に基づく衝撃の人間ドラマ 数々の映画賞に輝き、2021年度韓国映画No.1大ヒット!ソマリア内戦に巻き込まれた
              韓国と北朝鮮の大使館員たちの生死をかけた脱出を描く
              実話に基づく衝撃の人間ドラマ

1991年、ソマリアの内戦が激化し、反乱軍が首都のモガディシュを制圧、空港は封鎖され通信網が断たれる中、命の危険にさらされた外国人たちは、生死をかけて脱出しようとした。2021年にアフガニスタン政府が崩壊し、タリバンが政権復活を果たした時や、まさに今年のウクライナの緊張状態と同様の状況だ。つまり、いつどこで、誰に起こってもおかしくないことなのだ。

だが、その中に〈脱出劇の真実〉を公には語れなかった人々がいた。ソマリアに駐在していた韓国大使とその家族たちだ。いったいどんな運命のいたずらか、激しく敵対していた北朝鮮の大使たちと、脱出への死闘を共にすることになったのだ。近年になってようやく事件の顛末が公表され、知られざる事実への丹念なリサーチが行われ、映画化が実現した。

完成した作品が2021年7月に韓国で公開されると、コロナ禍にもかかわらず観客が押し寄せ、最終的には興行収入30億円を突破、2021年度の韓国映画No.1大ヒットとなった。さらに、メディアや評論家からも高く評価され、韓国の栄えある映画賞を次々と受賞、第94回アカデミー賞🄬国際長編映画賞部門の韓国代表作品にも選ばれた。今、世界で最も勢いのある韓国映画、その中でも最大の話題作が、ついに日本にも衝撃と感動を巻き起こす。

Story

1990年、ソウル五輪で大成功を収め勢いづく韓国政府は国連への加盟を目指し、多数の投票権を持つアフリカ諸国へのロビー活動に励んでいた。ソマリアの首都モガディシュで韓国大使を務めるハン(キム・ユンソク)は、現地政府の上層部に何とか取り入ろうとしている。

一方、韓国より20年も早くアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮のリム大使(ホ・ジュノ)も国連加盟のために奔走し、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。

そんな中、ソマリアの現政権に不満を持つ反乱軍による内戦が激化。暴徒に大使館を追われた北朝鮮のリム大使は、絶対に相容れない韓国大使館に助けを求める決意をする。果たして、ハン大使は彼らを受け入れるのか、全員で生きて脱出することができるのか、そしてその方法は──?

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Director

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監督:リュ・スンワン

1973年12月15日生まれ。幼い頃からジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポーなどの香港映画に心酔する。アルバイトをしながら映画を撮り続け、1996年、初の短編映画『変質ヘッド(原題)』を制作。パク・チャヌク監督『三人組(原題)』(97)の演出部でも働く。長い下積み後に、インディーズで制作した『ダイ・バッド~死ぬかもしくは悪(ワル)になるか~』(00)で青龍映画賞新人監督賞を受賞。16mm作品でありながら、韓国アクション映画ファンに衝撃を与え観客が殺到、35mmにブローアップして拡大公開するというセンセーショナルなデビューとなった。『血も涙もなく』(02)で本格アクションに挑戦し、その後『ARAHAN アラハン』(04)、『クライング・フィスト 泣拳』(05)、『相棒 シティ・オブ・バイオレンス』(06)、ベルリン国際映画祭に正式出品された『生き残るための3つの取引』(10)を発表し、“韓国のタランティーノ”と称されている。ジャンルの枠にとらわれない新鮮な発想と社会を貫く視線、映画が終わっても脳裏に残るシーンたちは、コロナ渦で映画を観る楽しさを忘れかけた観客に、改めて劇場で映画を観る喜びを教えてくれる。

Filmography

『軍艦島(原題)』(2017), 『ベテラン』(2015), 『新村ゾンビ漫画(原題)』(2014), 『ベルリンファイル』(2013), 『生き残るための3つの取引』(2010), 『史上最強スパイ Mr.タチマワリ! 爆笑世界珍道中』(2008), 『相棒 シティ・オブ・バイオレンス』(2006), 『クライング・フィスト 泣拳』(2005), 『ARAHAN アラハン』(2004), 『血も涙もなく』(2002), 『ダイ・バッド ~死ぬか、もしくは悪になるか~』(2000)ほか

Cast

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キム・ユンソク
駐ソマリア韓国大使  ハン・シンソン

自らの外交によって国連加入を成功させ、それによる昇進まで期待し、使命に総力を注ぐ駐ソマリア韓国大使館の大使。3週間ほど耐えれば韓国に戻れる状況だったが、突然の内戦勃発により大使館の職員と共に大使館から出られなくなってしまう。危機的な瞬間にも他者を優先する人情味溢れる人物。危機に直面した人々を助けることで、責任者、リーダーとしての役割を自任する。

すべての出演作において、卓越した演技力で作品に重厚感と深みを与える俳優。アクション、スリラー、コメディなどジャンル問わず常にキャラクターと一体化した演技を見せ、時には断固としたカリスマを、そして時にはとても柔軟な対処を見せるハン・シンソンを演じ、ドラマを引っ張っていく。

Filmography

『未成年』※監督・出演(2019), 『暗数殺人』(2018), 『1987、ある闘いの真実』(2017), 『天命の城』(2017), 『あなた、そこにいてくれますか』(2016), 『プリースト 悪魔を葬る者』(2015), 『極秘捜査』(2015), 『セシボン』(2015), 『タチャ 神の手』(2014), 『海にかかる霧』(2014), 『ファイ 悪魔に育てられた少年』(2013), 『サウスバウンド/南へ走れ』(2013), 『10人の泥棒たち』(2012), 『ワンドゥギ』(2011), 『哀しき獣』(2010), 『チョン・ウチ 時空道士』(2009), 『チェイサー』(2008), 『楽しき人生』(2007),『タチャ イカサマ師』(2006)

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チョ・インソン
駐ソマリア韓国大使館参事官  カン・テジン

国連加盟に向けた外交戦のために韓国から遥か遠い国ソマリアに派遣された。

何でも言わなければ気が済まない性格で、卓越した情報力と企画力はもちろん、自己流のコリアン・イングリッシュ(コングリッシュ)まで操り、内戦で孤立した人々と共に脱出するために冷静さを失わずソマリア警察と交渉をはじめる。

判断力と推進力を同時に兼ね備え、内戦状況の中で機転を利かせて危機を突破していく思い切った行動派の交渉人像を思い浮かばせる本作では、キム・ユンソクと呼吸を合わせこれまでの作品とは一味違った演技を見せている。

Filmography

『安市城 グレートバトル』(2018), 『ザ・キング』(2017), 「ディア・マイ・フレンズ」(2016), 「大丈夫、愛だ」(2014), 「その冬、風が吹く」(2013),『霜花店 運命、その愛』(2008), 『卑劣な街』(2006), 「春の日」(2005), 「バリでの出来事」(2004),『ラブストーリー』(2003), 『マドレーヌ』(2002), 「星を射る」(2002), 「ピアノ」(2001), 「ニュー・ノンストップ」(2000)

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ホ・ジュノ
駐ソマリア北朝鮮大使  リム・ヨンス

長い間ソマリアに駐在し、外交関係を築いてきた北朝鮮大使。当時、韓国よりも経済的に発展していた北朝鮮の大使らしく堂々とした態度で、外交を支えている。しかし反乱軍と暴徒らの公館略奪によって、韓国大使館に助けを求める。

『名もなき野良犬の輪舞』や『国家が破産する日』などで見せた貫録のある演技に定評があるが、本作では韓国と熾烈な外交戦を繰り広げる北朝鮮大使を演じ、静かだが存在感のある心に残るカリスマ性に溢れた演技を披露している。

Filmography

『潔白』(2020), 「キングダム シーズン2」(2020),『世宗大王 星を追う者たち』(2019), 「キングダム」(2019),『国家が破産する日』(2018),『人狼』(2018), 「ここに来て抱きしめて」(2018),『名もなき野良犬の輪舞』(2017), 「仮面の王イ・ソン」(2017), 「ビューティフル・マインド」(2016),『黒く濁る村』(2010), 『神機箭(シンギジョン)』(2008), 「朱蒙」(2006), 「オールイン 運命の愛」(2003),『シルミド』(2003), 『火山高』(2001)

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ク・ギョファン
駐ソマリア北朝鮮大使館参事官  テ・ジュンギ

北朝鮮大使館の安全を図る忠誠心の強い参事官。リム大使と共に北朝鮮大使館の対外外交を主導し、モガディシュの若者たちとも関係を築いている。北朝鮮公館が襲撃を受けすべてを失う状況に置かれたため、渋々韓国大使館に来たが、緊張と疑いを絶えず持っている。

感覚的な演技で注目を集める俳優。本作で好戦的な北朝鮮大使館の参事官テ・ジュンギに扮し、印象的な演技を見せる。これまでも『なまず』、『夢のジェーン』などの演技で評価されてきたが、本作で改めて演技の幅を広げた。

Filmography

「キングダム:アシンの物語」(2021),「D.P. -脱走兵追跡官-」(2021)、『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2020), 『なまず』(2018), 『Girls On Top』(2017), 『夢のジェーン』(2016), 『Beaten Black and Blue』(2016),『FLY TO THE SKY』 (2015), 『After School』(2015),『Love Docu』(2015),『ソウル恋愛』(2014)

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キム・ソジン
駐ソマリア韓国大使夫人  キム・ミョンヒ

孤立した状況下でも理性を失わないように努め、突然の事態で行動を共にすることになる北朝鮮の人々を警戒しながらも彼らの気の毒な状況に共感するなど情の深い人物。経験したことのない危険な状況に、怖がりながらも誰よりも積極的に脱出作戦の先頭に立つ度胸も持っている。

『ザ・キング』『KCIA 南山の部長たち』でカリスマ性溢れる演技力を見せたキム・ソジン。本作では韓国大使ハン・シンソンの妻キム・ミョンヒを、抑えた演技ながら表現力豊かに演じた。

Filmography

『KCIA 南山の部長たち』(2020), 『未成年』(2019), 『麻薬王』(2018), 『工作 黒金星と呼ばれた男』(2018), 『善惡の刃』(2017), 『ザ・キング』(2017), 『花、香る歌』(2015), 『神の一手』(2014), 『泣く男』(2014), 『ザ・スパイ シークレット・ライズ』(2013), 『テロ、ライブ』(2013) ほか

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チョン・マンシク
駐ソマリア韓国大使館書記官  コン・スチョル

ハン・シンソン大使が行くところには必ず同行し、大使の手となり足となる忠実な書記官。自分よりも若いが役職が上のカン・テジンに若干の劣等感を抱いているが、ソウルにいる家族を想いながら日々頑張っている。

『アシュラ』『ベテラン』など様々な作品で、多彩な演技に定評がある。映画、ドラマ、演劇など各方面でみせてきた彼特有の卓越した演技力で書記官役を完璧に演じた。

Filmography

『藁にもすがる獣たち』(2020), 『金の亡者たち』(2019), 「補佐官2」(2019), 「バガボンド」(2018),『王宮の夜鬼』(2018), 『ありふれた刑事』(2017), 「マン・ツー・マン~君だけのボディーガード」(2017), 『アシュラ』(2016), 『隻眼の虎』(2015), 『インサイダーズ/内部者たち』(2015), 『ベテラン』(2015), 『群盗』(2014), 『最後まで行く』(2014), 『傷だらけの二人』(2014), 『7番房の奇跡』(2013), 「グッド・ドクター」(2013),『ウンギョ 青い蜜』(2012)

Production Note

渡航禁止国家の信じがたい実話を描くために徹底された事前リサーチ 渡航禁止国家の信じがたい実話を描くために徹底された事前リサーチ

映画の時代背景である1991年は、韓国がまだ国連に加入していなかった時期だった。1986年のアジア競技大会と、1988年のソウルオリンピックを経てグローバル化を掲げていた韓国は、国際社会に認められようと国連への加入を試みる。加入には国連加盟国の投票が重要であり、ソマリアがどの国に票を入れるのかが鍵となる状況だった。韓国と北朝鮮は、それぞれ支持を得ようと外交戦を繰り広げる。

当時、北朝鮮はヨーロッパとアフリカの国々とは韓国よりも20年も前から対外外交を始めていたため、外交的には優勢であった。1990年後半には情報戦まで繰り広げ、韓国の安全企画部と北朝鮮の保衛部まで大使館に加勢して加熱した外交合戦を行っていた時代だ。

そんな時、ソマリアでは、後に取り返しのつかない内戦に発展するデモが始まっていた。『モガディシュ』の前半では韓国大使館ハン・シンソン大使(キム・ユンソク)たちが必死に韓国をアピールする過程を描いている。彼らが一日でも早く韓国に帰れる日を待ちわびながら遠い外国での生活をしていた時、市民デモが内戦へと変わり始める。

戦争を彷彿させるような状況が続くと、韓国大使館は電気、食糧など基本的な資源から隣国との連絡まで途絶えてしまう状態に陥る。そんなある日、北朝鮮のリム・ヨンス大使(ホ・ジュノ)及び北朝鮮大使館の職員たちが韓国大使館に助けを求めにやって来て、緊張感漂う必死の脱出劇が始まる。彼らは国家と理念を越え、ただ故郷に帰るための策を講じ始める。『モガディシュ』は、この現実とは思えない状況でただ生き残るために渾身の力を注いだ人々の物語を描いている。

一方で、実話というこの信じられない話を映画化する際、制作陣はリアリティを追求する努力を最優先とした。文化的にとても距離の遠いアフリカが舞台であり、さらにソマリアは現在、渡航禁止国家にも含まれているため、事前の資料調査が極めて重要だった。当時のソマリア国営テレビの社長の資料、従軍記者の写真、交換留学生として韓国に来ているソマリアの大学生、軍事専門家、アフリカを研究する大学教授などに行った様々な取材や得られた資料は、『モガディシュ』のような実話をもとにした映画のプリプロダクションに大きく役立った。

チャレンジ精神に満ちたリュ・スンワン監督 ×『ベルリンファイル』の一流スタッフ チャレンジ精神に満ちたリュ・スンワン監督 ×『ベルリンファイル』の一流スタッフ

エンターテインメント性と作家性のある韓国映画を世に送り出してきたスタッフが、『モガディシュ』のために集まった。リュ・スンワン監督を筆頭に、海外ロケを成功させるために『ベルリンファイル』のスタッフが再び集結したのだ。

まず、リュ・スンワン監督とスタッフは、1991年ソマリア内戦当時の状況をスクリーンにそのまま映し出すために細かな資料調査に力を入れた。このために当時のアメリカ海軍の記録から国内外交協会の記事、当時のソマリアTV国営市場の書籍まで徹底した資料調査を進めた。これだけにとどまらず、「バガボンド」に参加していたテ・サンホ軍事専門記者にヒアリングをし、1991年当時、内戦で使われた銃器まで細かに把握し、モガディシュを再現するために努力をした。

これに、『ブラックパンサー』『オクジャ/okja』など世界的な作品で認められたイ・ジェヒョク照明監督など一流のスタッフが集結し、熱気あふれる現場を作り出した。

イ・ジェヒョク照明監督と『ベテラン』『ベルリンファイル』『10人の泥棒たち』など様々な作品で活躍してきチェ・ヨンファン撮影監督は意気投合し、異国的なビジュアルと孤立した状況を体感するようなビジュアルを作るために力を注いだ。このために現場の光を利用したプラクテイカル・ライトを積極的に活用し、俳優たちの躍動感のある熱演をカメラに収めた。

また、『モガディシュ』は慣れない空間で生活をしなければならない人物たちの姿を映し出すために、ぎこちないながらも自然な姿を見せることが一番大きな課題だった。キム・ボムク美術監督は現実性を高めることに重点を置き、アラブ風の建物の中に韓国から空輸した小道具を配置するなど、細部にまでこだわったセットで大使館内部の装飾を行った。ユン・デウォン武術監督は内戦の状況を表現するために、現地に住む演技未経験者たちをキャスティングし、毎日アクションのトレーニングを行った。互いの言葉は通じないが、アクション演技を通じでコミュニケーションを取る彼らは、モガディシュ内戦のど真ん中に来ているようなリアルな状況を具現化した。

このように各分野を代表するスタッフたちがシナジー効果を発揮している『モガディシュ』は、観客を内戦の混乱真っ只中のモガディシュへと導く。

異国情緒あふれる風景のモロッコでオールロケ 現地スタッフとの熱いコラボレーション 異国情緒あふれる風景のモロッコでオールロケ 現地スタッフとの熱いコラボレーション

『モガディシュ』の異国情緒あふれる圧倒的なスケールを実現した要素の一つは、西アフリカのモロッコで行われたオールロケの撮影だ。リュ・スンワン監督は「現在行くことのできないモガディシュを再現できる、最も適した撮影地がモロッコだった。予算的にも撮影に適した水準だった」と、モロッコを映画の撮影地に選んだ理由を明らかにした。キム・ユンソクもまた、「モロッコの景色や文化などすべて忘れることができない」と言うほど、ソマリアをそのまま再現したモロッコの空間に感嘆した。

実際に『モガディシュ』のスタッフは渡航禁止国家に指定されているソマリアの代わりに、異国的な風景を再現できる空間を探し出すために4カ月間もアフリカでロケハンを行った。

懸命な努力の末、実際にソマリアと似ている環境のあるモロッコの都市エッサウィラを最終撮影地に決めた。これにはかつての駐ソマリア大使館職員も、最適なロケーションを見つけたと感心したという後日談がある。このように、モガディシュをそのまま再現した空間で100%オールロケーションを行い、映画のスケール感と壮大な雰囲気を具現化し、風景そのものが映画の中のひとつの主人公の役割を果たしている。

一方、このすべての海外ロケのために、スタッフは現地プロダクションチームや、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』『ボーン・アルティメイタム』『グラディエーター』など様々な作品で活動してきたロケーションマネージャーのムハンマド・ベンハマーマーンと共に、適切な事前準備を行った。

まず、シナリオと一致した撮影環境を作り出すために撮影6カ月前から政府の協力を得るのは勿論、現地で撮影した写真資料などを通じて空間に合うコンセプトを作り、映画の背景とそれに合った空間を作ることに重点を置いた。彼らは舗装された道路の上に直接土を重ね、90年代当時のソマリアの舗装されていない道路を完成させ、モロッコの建物の上にソマリアの建築様式まで再現し、リアリティを追求した。さらにモロッコの強烈な自然光もしっかり収めるため、時間帯別に細かく撮影を行い、異国的な風景の頂点を形作った。

このようにして『モガディシュ』チームは3カ月の撮影の間、言葉や文化の違いによる壁も乗り越え、モロッコでのオールロケを完成させた。

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